食欲の秋だからこそ、選びたい。“体にうれしい秋食材”のすすめ
9月に入り、ようやく暑さが落ち着きはじめました。
朝晩は涼しく、スーパーの棚には秋の味覚が並びはじめ、自然と食欲も戻ってくる頃です。
「食欲の秋」と言われるこの季節こそ、体づくりやダイエットに効果的な食材を“選ぶ”意識が差を生みます。
秋の食材は、夏に消耗した体を回復させながら、代謝を整え、脂肪を溜めにくくする成分を豊富に含んでいるものが多くあります。
ここでは、秋にこそ積極的に取り入れたい、おすすめの食材5選をご紹介します。
1. さつまいも
甘くてほっこりする定番の秋野菜。
炭水化物の一種ではありますが、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品で、食物繊維も豊富です。
少量で満腹感を得られるので、間食や主食代わりにもおすすめです。
2. きのこ類(しめじ、舞茸、えのき、椎茸など)
低カロリーでボリュームがあり、食物繊維・ビタミンB群が豊富。
ビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変える“代謝のスイッチ”を助けてくれます。
炒め物やスープに加えると、旨味もアップして満足感も得られます。
3. さんま・鮭
脂がのった魚も、秋ならではの味覚。
青魚の脂には、EPAやDHAなどの良質な脂質が含まれており、脂肪の燃焼を助けたり、中性脂肪を減らす働きが期待されています。
筋トレをしている人にとっては、たんぱく質+脂質の理想的な組み合わせです。
4. れんこん
シャキシャキ食感が楽しい根菜。
食物繊維・カリウム・ビタミンCが含まれており、便通改善やむくみ対策に効果的です。
冷えやすくなる秋口の体を内側からサポートしてくれます。
5. 柿・梨・りんごなどの果物
秋の果物は、ビタミン・カリウム・ポリフェノールが豊富。
適量なら間食や朝食に取り入れるのも◎。
柿に含まれるビタミンCやタンニンは、肌や疲労回復にも役立ちます。
秋は気温が下がり、基礎代謝が上がってくる季節でもあります。
だからこそ、「食べることを我慢する」よりも、「何を食べるか」を意識することが体づくりの近道になります。
外食でも、きのこや魚、根菜などを含んだ定食を選ぶだけで、自然と栄養バランスが整ってきます。
“秋は太る”ではなく、“秋は整える”という発想にシフトすることで、食欲の秋を味方につけられます。
今この季節だからこそ、体を喜ばせる食材と過ごしてみませんか。