お風呂で体がしっかり温まったあとは、そこからが“整える時間”の本番です。
温まった筋肉や血流の巡りをそのまま終わらせてしまうのは、少しもったいない。
たった10分のケアで、むくみや疲労感、翌朝のスッキリ感がまるで違います。
まずはストレッチから。
入浴後の体は筋肉がやわらかく、普段より伸びやすい状態。
肩を後ろに回す、太ももを前に伸ばす、足首をぐるぐる回す——これだけでもOKです。
ポイントは「気持ちいい」と感じる範囲で止めること。無理をせず、呼吸をゆっくり合わせることで副交感神経が働き、眠りの質が高まります。
次に、軽いマッサージを取り入れてみましょう。
ふくらはぎを下から上へ、手のひらで包むようにゆっくり流します。
足裏や太ももも軽くさするだけで、血流とリンパの流れが整い、むくみ予防にも効果的です。
「やらなきゃ」ではなく、「気持ちいいからやる」で続けることが大切です。
仕上げは水分補給。
汗をかいたあとの体は、見た目以上に水分が失われています。
常温の水か白湯をコップ1杯飲むことで、体の中の巡りが完成。
冷たい飲み物はせっかく温まった体を冷やしてしまうので避けましょう。
この3ステップを毎晩のルーティンにするだけで、体のラインが自然と整っていきます。
お風呂で温まり、ストレッチでゆるめ、マッサージで流し、水で満たす——まるで自宅スパのような流れ。
美容もダイエットも、努力より“習慣の心地よさ”で続けるのが長続きの秘訣です。
今日も一日頑張った自分へ、夜の10分をプレゼントしませんか?
その10分が、明日の軽やかさと自信を育ててくれます。

