ダイエットや健康を意識すると、ついカロリーや糖質に目が向きがちですが、実はそれ以上に大切なのが「たんぱく質」です。
たんぱく質は筋肉だけでなく、肌や髪、爪、内臓、ホルモン、免疫機能など、体のあらゆる材料になります。
不足すると、痩せにくくなるだけでなく、疲れやすい、肌荒れが続く、冷えやすいといった不調にもつながります。
特に女性は食事量が少なかったり、無意識にたんぱく質を避けてしまう傾向があります。
その結果、体重は増えていないのに体型が崩れたり、代謝が落ちてしまうケースも少なくありません。
たんぱく質は「体を引き締める栄養素」であり、「健康を土台から支える栄養素」でもあるのです。
体重50キロ前後の女性の場合、一日に必要なたんぱく質量の目安は体重×1.0〜1.2グラム。
つまり、おおよそ50〜60グラムが理想的な摂取量となります。
運動をしている方や筋力を維持したい場合は、60グラム前後を目指したいところです。
しかし実際の食事を振り返ると、朝はパンとコーヒー、昼は麺類、夜は軽めに済ませるという日も多く、1日30〜40グラム程度しか摂れていない方も珍しくありません。
この差が、体調や体型の変化として表れてきます。
では、どのような食品から摂るのが良いのでしょうか。
まずおすすめなのが、鶏むね肉やささみ、卵、魚、大豆製品です。
これらは脂質が比較的少なく、たんぱく質を効率よく補えます。
納豆や豆腐、厚揚げなどは消化にも優しく、毎日の食事に取り入れやすい食品です。
また、ヨーグルトやチーズなどの乳製品も間食として活用しやすい選択肢です。
忙しい日や自炊が難しい日は、コンビニを上手に活用するのもおすすめです。
最近のコンビニは高たんぱく食品が非常に充実しています。
手軽に選ぶなら、サラダチキン、ゆで卵、焼き魚パック、豆腐バー、ギリシャヨーグルトが特に優秀です。
サラダチキン一つで約20グラム前後のたんぱく質が摂れるため、朝や昼にプラスするだけでも一日の摂取量が大きく変わります。
おにぎりと一緒にゆで卵を選ぶ、間食をお菓子ではなくヨーグルトに置き換えるなど、小さな工夫が積み重なっていきます。
大切なのは、一度に大量に摂ろうとしないことです。
たんぱく質は一食あたり20グラム前後を目安に、朝昼夜に分けて摂る方が体に吸収されやすくなります。
たんぱく質を意識し始めると、自然と食事の質が整い、無駄な間食が減り、体のラインや疲労感にも変化が出てきます。
ダイエットのためだけでなく、これから先の健康のためにも、毎日の食事にたんぱく質を「意識して入れる」ことが大切です。
まずは今日の食事に、たんぱく質を一品プラスするところから始めてみてください。
それが、体を内側から変えていく第一歩になります。

