毎日ストレッチをしている。
夜ごはんの白米を減らしている。
できる範囲で運動も続けている。
それなのに体重が減らない、見た目もあまり変わらない。
そんなとき、「これ、意味あるのかな?」と思ってしまうこと、ありませんか?
でも、変わっていないように見えるのは、“目に見えるところ”ばかりを見ているからかもしれません。
実は、体の変化って数字や見た目よりも、中のリズムや感覚から始まっていることが多いのです。
たとえば、以前より疲れにくくなっていませんか?
寝起きがスッキリしてきたり、夕方のむくみが少し減っていたり。
知らず知らずのうちに、お通じが整っていたり、なんとなく気分が安定している日が増えていたり。
それは全部、「ちゃんと体が変わってきている」サインです。
数字や見た目の変化は、少し時間差でやってきます。
今感じている“変わらなさ”は、変わる直前の静けさなのかもしれません。
それでも焦ってしまうときは、視点を変えてみましょう。
「減った?痩せた?」じゃなくて、
「疲れ方は?食後の重さは?肩こりは?」
“変わっているところ”を探してあげるだけで、見える世界は変わります。
継続には理由がいります。
「成果が出ないと続けられない」という声はよく聞きますが、
本当は、「成果に気づけると、自然と続いていく」ものです。
今日までやってきた自分を、ぜひちゃんと見てあげてください。
変わっているかどうかではなく、変わろうとしていることそのものに価値があります。
何も変わっていないように見えるときこそ、実は一番、体は動いているのかもしれません。