10月に入り、ようやく暑さも落ち着いてきました。
「そろそろ運動を再開したいな」「生活リズムを整えたいな」そんな気持ちがふと湧いてくる季節です。
でも、いざ動こうと思っても体が重い。
気づけば何日もゴロゴロしてしまって、やる気も出ない。
そんな感覚、実はとても自然なことです。
夏の疲れや不規則な生活の影響で、体はまだ本調子ではないかもしれません。
いきなり“やる気モード”に切り替えるのではなく、まずは「整えること」から始めるのがおすすめです。
たとえば、今日からできる“ゆるリスタート”のアイデアはこんな感じです。
朝起きたら、白湯を1杯飲む
深呼吸を5回だけしてみる
夜、寝る前に首や肩を軽く回す
階段を1フロア分だけ使ってみる
ストレッチ動画を見ながら、1つだけ真似してみる
どれも「ちゃんと運動」ではないかもしれません。
でも、こうした小さな動きや意識の積み重ねが、体の中に“動く準備”をつくってくれます。
いったん止まっていた体を再び動かすときに必要なのは、「頑張ること」ではなく、「ハードルを下げること」。
大きな目標を掲げる前に、「今日はこれだけできた」と思えるような小さな成功体験を重ねていくことで、
自然と体も心も“動けるモード”に切り替わっていきます。
運動を習慣にしたいなら、まずは「毎日じゃなくていい」「途中でやめてもまた戻ればいい」という柔軟さを持つことが、実は一番の近道だったりします。
今の体は、動けないのではなく、“ゆるく動くきっかけ”を待っているだけ。
まずは今日、ひとつだけでも体にやさしいことをしてみてはいかがでしょうか。