気温が下がり、体が冷えやすくなるこの季節。
「最近なんだか代謝が落ちたかも」と感じている方にこそ、夜のお風呂時間を味方につけてほしい季節です。
湯船にしっかり浸かるだけで、体の芯から温まり、血流がぐっとよくなります。冷えた筋肉がほぐれると、代謝や脂肪燃焼のスイッチも自然にオン。実は“お風呂”は、1日の中で最も効率よく体を整える時間なのです。
ポイントは、**「温度」「時間」「その後」**の3つ。
お湯の温度は少しぬるめの38〜40℃。リラックスしながら10〜15分ほど浸かるのが理想です。熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまい、かえって寝つきが悪くなります。入浴後は、軽くストレッチをしたり、白湯を一杯飲んで水分補給を。血行がよくなったタイミングで動かすと、むくみ解消にも効果的です。
また、香りの力を借りるのもおすすめ。
柑橘系の入浴剤は気分を上げ、ラベンダー系は眠りの質を高めてくれます。
“頑張るため”のダイエットではなく、“癒されながら整える”ことが続けるコツ。お風呂の中でスマホを置いて、好きな音楽を聴くだけでもストレスホルモンは下がります。
1日の終わりに体を温めて、心を緩める。
それだけで睡眠の質が上がり、翌朝の目覚めが変わります。
冷えに負けない体、疲れをためない体は、毎晩のバスタイムからつくられていくのです。
「美容もダイエットも、結局は習慣から」。
そう思った夜は、少しだけ湯船に長く浸かってみてください。
10分の温活が、あなたの明日の軽やかさをつくります。