「ダイエット=糖質を減らすもの」と思っていませんか?確かに、糖質を摂りすぎると体脂肪として蓄えられやすくなります。しかし、40代以降の体にとって、糖質は“敵”ではなく“使い方次第で味方になる栄養素”でもあります。
糖質は、体や脳を動かすための大切なエネルギー源です。極端に減らしてしまうと、疲れやすくなったり、集中力が落ちたり、イライラしやすくなることもあります。特に40代になると、ホルモンバランスの変化や筋肉量の低下により、若い頃よりも体がエネルギー不足を感じやすくなります。その結果、「やる気が出ない」「運動する気になれない」といった悪循環に陥る方も少なくありません。
糖質を“減らす”よりも大切なのは、“選ぶ”という考え方です。白いパンやお菓子、砂糖たっぷりの飲み物などは血糖値を急激に上げやすく、体脂肪として蓄積されやすい傾向があります。一方で、玄米や全粒粉パン、さつまいも、オートミールなどは、ゆっくりとエネルギーに変わるため、満腹感が続きやすく、間食の予防にもつながります。
40代女性におすすめなのは、糖質を摂る“タイミング”を意識することです。朝や昼に適度な糖質を取り入れることで、日中の活動量が上がり、エネルギーをしっかり消費しやすくなります。反対に、夜遅い時間に糖質を多く摂ると、使いきれなかったエネルギーが脂肪として残りやすくなります。夕食は、糖質を控えめにして、たんぱく質や野菜を中心にするだけでも、体は少しずつ変わっていきます。
忙しい日でも、コンビニを上手に活用すれば、糖質と賢く付き合えます。例えば、おにぎり1個にサラダチキンやゆで卵、野菜スープを組み合わせるだけで、血糖値の急上昇を抑えやすくなります。「糖質だけ」にならないよう、たんぱく質や食物繊維を一緒に摂ることがポイントです。
大切なのは、完璧を目指さないことです。昨日は甘いものを食べ過ぎてしまったとしても、今日の食事で少し調整すれば大丈夫。小さな選択の積み重ねが、半年後、1年後の体をつくっていきます。
糖質を正しく理解し、味方につけることは、40代からのダイエットを無理なく、そして前向きに続けるための大きな一歩です。今日の食事から、ほんの少し“選び方”を変えてみてください。その積み重ねが、あなたの体と気持ちに、きっとやさしい変化をもたらしてくれるはずです。

