立春は、暦の上では「春の始まり」。実はこのタイミング、体づくりにとっても“切り替え”に最適な時期です。冬の間に落ちやすかった代謝や活動量が、少しずつ上向き始めるため、ここでの習慣づくりが春以降の体型に大きく影響してきます。
寒い季節は、体がエネルギーを溜め込もうとするため、むくみやすく、体が重く感じやすくなります。その状態のまま急に運動や食事制限を始めると、疲れやすくなり、長続きしない原因にもなります。立春のポイントは、「頑張る」よりも「整える」ことです。
まず意識したいのが、朝の過ごし方。起きたらコップ一杯の水を飲み、首や肩をゆっくり回すだけでも、体のスイッチが入りやすくなります。たった1〜2分でも、血流が促され、日中の動きやすさや姿勢の安定感が変わってきます。
食事では、冬の“こってり”から春の“軽め”へのシフトがおすすめです。糖質を極端に減らす必要はありませんが、白いパンや甘いものだけの食事にならないよう、たんぱく質や野菜を一緒に摂ることを意識してみてください。例えば、おにぎりにゆで卵やサラダ、スープを組み合わせるだけでも、体のエネルギーの使われ方は安定しやすくなります。
また、夜の過ごし方も体づくりには大切なポイントです。寝る直前までスマートフォンを見続けるのではなく、照明を少し落とし、深呼吸をして体を休める時間をつくるだけでも、睡眠の質が変わってきます。質の良い睡眠は、ホルモンバランスを整え、翌日の食欲や疲労感にも良い影響を与えてくれます。
立春は、「今日から少し変えてみよう」と思える絶好のタイミングです。完璧な生活を目指す必要はありません。ひとつ習慣を足すだけで、体はきちんと応えてくれます。
この小さな整えの積み重ねが、1ヶ月後、3ヶ月後の体の軽さやラインの変化につながっていきます。新しい季節の始まりとともに、あなたの体づくりも、無理なくスタートさせてみてください。

